間接





「お!三橋の飲んでんの、うまそうだな!!」
「うん・・・・これ、甘い、よ。」
「いいなぁオレもそれにすれば良かった!」
「あ・・・・飲む? 田島くん・・・。」
「飲む!!」
「じゃあ、はい」
「サンキュ・・・・・・・・あぁ??! なにすんだよぉ阿部ぇ!!!」
「あ、阿部くん・・・・・・・?」

ごくごくごく

「・・・・あ・・・・」
「阿部・・・全部飲んじゃった・・・・・・・?!」
「ごっそさん、三橋。」
「阿部〜〜それオレが貰ったのにぃ!!!!」
「おまえは自分で買え。」
「一口で良かったのに!!」
「ダメ。」
「何で!!」
「何でも!!!!!」
「まぁまぁ田島、オレのやるからさ。」
「ありがと花井! おまえいいヤツだな!!」
「・・・・ははは・・・・」
「阿部はイジワルだな!!!」
「イジワルで結構。」
「まぁまぁ田島」
「花井もそう思わねぇ? まぁまぁばっか言ってねぇでさ!」
「まぁ察してやれよ田島。」
「何をだよ! オレのジュース!!」
「三橋。」
「・・・ななな何・・・?阿部くん・・・・・・」
「後で話がある。」
「・・・・・・!!!」
さぁーーーーー
「なに今の変な音。」
「・・・・三橋の血の気のひく音・・・・・・」
「なにそれ。」
「・・・・田島おまえ少し黙れよもう・・・・・・」




もちろん後で三橋くんは阿部くんにこんこんと説教されました。

「飲みかけのジュースを他のヤツにやるな!!」 と。







                                                了(NEXT

                                                SSTOPへ  





                                           三橋に関してはココロの狭い阿部さん