オマケ2
「本日のご報告など」 と最後のグラ整をしながら泉が言った時、てっきり練習中の何かだと思ったから。 その後続いた内容を聞いてオレはぐったりした。 うちのバッテリーの個人的な会話と行動なんて知りたくもなかったのに。 けどぐったりしながら疑問も湧いたんで。 「何でそんなこと知ってんだよ。 三橋から聞いたのか?」 「あいつは言わねーよ。 廊下でいちゃいちゃしてたから見ちゃったんだよ、全部」 「いちゃいちゃ・・・・・・・」 「とは本人たちは思ってねーだろうけどさ」 「ああ・・・・・だろうな」 「なかなか微笑ましい図だったぜ?」 そういや去年も似たようなことを泉と話したな、と思い出した。 今年も首尾よくチョコを交換できたのは喜ばしいことなんだろうけど、 オレは別に知らなくても良かった。 練習の疲れに気持ちの疲労まで加わった恨みを込めて、もう1つ聞いてみる。 「・・・・・あのさ、ちょっと聞きたいんだけど」 「なに?」 「何でオレに報告すんの?」 「キャプテンだから」 「・・・・・・・それだけ?」 「それだけ」 「・・・・・嘘つけ」 「うん、嘘」 疲労感が増した。 「おまえなあ・・・・・」 「だって他に気付いてるヤツいねーんだもん。」 「田島は?」 「あー、あいつはな、知ってっかもな」 「だろ?」 「でもどっちだかわかんねーから」 「だからって何もオレに」 「こーゆーのは分かち合わないとな!」 泉のしらっとした顔を見ながら、以前からの疑問をこの際さらにぶつけてみる。 「違うだろ?」 「なにが?」 「そういう理由じゃねーんじゃね?」 「いやホントだって!」 「それ以外にもナンかあんだろ?」 「ナンかって?」 「おまえ、面白がってるだろ・・・・・・・」 泉はにやりと笑っただけで無言だった。 きっと当たってるんだ。 オレの反応を面白がっているのか、はたまたあの2人の成り行きを 楽しんでいるのかってのもついでに聞こうかとちらっと思ったけど。 「ご報告どーもな」 「どういたしまして」 ものすごく疲れていたんで、やめた。 オマケ2 了 SSTOPへ |
どっちかというと前者。(ひどい) (私が)