オマケ





とりあえず上半身は拭き終わった。 
冷えないうちにさっさとジャージの上を着せてしまう。
ぐらぐらして着せにくかったけど何とかなった。
あぁ良かった。 理性が飛ばないで。
けど問題は次。
下も全部脱がさないとな。
もちますように。 オレの理性。

下着とズボンをいっぺんに掴んでそろそろと下ろした。
なるべく見ないほうがいい、 と囁く理性とは裏腹にまじまじと見てしまった。
見慣れた三橋のモノ。 くったりとしている。 当たり前か。
結局見ないどころかそこばっかり見ながら足を拭いた。 オレって正直。
だってこいつ、未だに極力隠そうとすんだもんな。 無駄なのに。
そんでオレが無理矢理暴く頃にはもう勃っていることが多いから
この状態で見れることってよく考えるとあまりないような。

じーっと見てるうちに触りたくなってきた。

・・・・・ちょっとだけ。
ちょっと触るくらいなら。

つんつん、 と指でつついてみた。

「・・・・・ん・・・・・・・・」

あ。 ヤベ・・・・・・・・・・・・
でも今の声、も少し聞きてぇな・・・・・・・・・
そぅっと手の平で包んでみた。 いつもと違って少しひんやりしている。
撫でてみたりして・・・・・・・・・・・

「・・・あ・・・・・ん」

うわぁ色っぽい・・・・・・・・・・
意識がないせいかすごく無防備に声が出てくる。
今こいつ、オレとやってる夢見てんじゃねぇかな・・・・・・・・

ちょっと。 もうちょっとだけ。

頭の隅で警笛が鳴っているような気がする、けど。

ぺろり。

舌先で先端を舐めてみた。 途端に。
ぴくり、とそこが反応した。    あ・・・・ヤバい楽しい。

ぺろぺろぺろ。

今度は体全体がびくっと揺れた。 感じてんだ・・・・・・・・・
ちらりと顔を見たらよく寝てるみたい、に見える。
でも眉が少しだけ寄ってて口が僅かに開いていて色っぽい。

そっと手で持ってすっぽりと口に含んだ。
いつもしているみたいに丁寧に舌で愛撫してやる。

「・・・ふ・・・・・あ・・・あん」

声が。 いつもよりいっぱい出てくる。
やっぱいつもは我慢してんだなこいつ・・・・・・・・・
オレが我慢すんなっつっても全然聞いてくんないんだもんな・・・・・・
声が聞けるのが楽しくて本格的に嬲ってしまった。
三橋は眠りながら切なげに身を捩り始めた。
離して見たら。

・・・・・勃っちゃった・・・・・・・・・・。 そりゃそうか。

ついでにオレも勃っちゃった・・・・・・・・マズい・・・・・・・

オレはともかくとして。
・・・・三橋のどうしよう・・・・・・・・・
このまま放っておくと眠りながら出しちゃうかも。
せっかく汗拭いたのに意味ねーじゃん!!
そうだよなうん。 責任取ってきっちりと面倒見てやんねーと。

そう思ったオレはベッドの上に上がって、
三橋の足を少し広げてその間に座り込んだ。
いい眺め・・・・・・・・・・・・・
それからまた口に含んだ。
片手で根元を扱きながら先端を舌でさらに丁寧に嘗め回してやった。

「ん、  あ・・・・・・・」

三橋がまた艶のある声を漏らしながら身を捩っている。
すっげぇ楽しい。
揺れる腰を空いている片手でしっかりと掴んでどんどん煽ったら、

「は、 あぁ・・・・・・・・」

いっそう色っぽい声とともにびくびくと痙攣した。
と思ったら口の中に苦い味が広がった。
でも予測していたのでむせることもなく全部飲んじゃった。
吸い上げるようにしてきれいにしてやる。

「んん・・・・・・・・・・・」

あぁイイ声・・・・・・・・

力のなくなった口の中のものをさらにしばらく舐め続けてしまった。 だって。

「・・・ふ・・・・ん・・・・あっ・・・・」

声がどんどん出てくる。 こんなに聞けることなんてそんなにない。
よっぽど理性を飛ばしてやんないとダメ。
人一倍感じやすいクセに羞恥心は人3倍くらいあんだもんこいつ。
でもあんまりやってると目を覚ましそうなんで、いい加減楽しんだところで
離してやった。
それにやり過ぎてまた勃っちゃうとまずい。
オレは別にいいけど。 何回も出すと体力使わせそうで。

それからようやく下もはかせてやって布団もかけて、さて、とまた少し困った。
オレのこれ・・・・・・・・・どうしよ・・・・・・
ちょっと収まりそうにない。
やっぱトイレしかねぇか・・・・・・・・
人んちのトイレで我ながらどうかと思うけど。 この際仕方ない。

でもさくさくとトイレで処理した後オレはどーっと自分が嫌になった。

あぁオレって何でこうなんだろう・・・・・・・・。 サルかよ。
来る時は本当に下心なんてなかったのに。
ちゃんと看病しようと思ったのに。 

でも。

三橋はきっと気付かないし。   だーれも見てないし。
楽しかったし。
あれが原因で悪化するってこたないだろう。
いいやもう気にしないっと。 

それに1つわかったぞ。 あいつ。

声を我慢してないとか何とか言ってるけど、やっぱ我慢してんじゃん。
今度そう言ってみようかな。 言うと墓穴掘ることになるかな。
でも別に知られたって・・・・・・よくないか。 マズいかやっぱ。


アホなことをあれこれ考えながら、帰る前にもう一度三橋の様子を見た。
すやすやと眠っていた。
しばらく見惚れてから、その赤い頬にオレはそっと唇を落とした。


早く、 良くなるといいなと  思いながら。










                                                    了

                                                SSTOPへ









                                                   結局我慢できませんでした。