条件反射
その時部室内は混んでいた。 いつもは適当にバラけるんだけど今日はたまたまかな。 オレはただでさえいろいろともたつくのに シャツがどっかいっちゃってうろうろ探してて「あれ・・・?」なんて困ってたら 阿部くんが取ってくれた。 あ、そうださっき自分で置いたんだ。 渡してくれながら阿部くんが何気なく 「早くしろよ廉」 と言った。 それから 「あ」 という顔をした。 オレも 「え」 と思った。 思わず周りをきょろきょろ見たけど部室内は騒がしくて 誰にも聞こえてない・・・・・・・と思う。 けど、オレは真っ赤になっちゃった。(多分) だって阿部くんがオレをナマエで呼ぶときというのは場合が限られていて こんな普通のときに呼ばれたことない。 勝手に体が熱くなってくる。 あぁこれ、条件反射ってやつだ・・・・・・・・・ 阿部くんは 「しまった」 って顔してる。 無意識に出ちゃったのかな。 でも少し顔が赤いよ・・・・・・・。 と思っていたら阿部くんがオレの耳元で 「やっぱ早くしなくていい。 最後まで残ってようぜ」 と囁いた。 条件反射 了 SSTOPへ |
部室でしちゃダメだよ!